NIKE LEBRON 18 Performance Review

NIKE LEBRON 18 Performance Review
NIKE LEBRON 18 Performance Review
 レブロン=ジェームズ シグネチャーモデル第18作目 "LEBRON 18 (レブロン 18)"をレビュー

 レブロンが NBA2019-2020に着用しデビュー, そしてチャンピオンリング獲得時に着用したモデル. メモリアルなモデルではありますが,そのテクノロジーにも大注目な一足です.

 今回は noi天さん(@noitenw)にレビューしていただきます!(1ヶ月ぶり4回目)





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 レブロン=ジェームズ 最新シグネチャーモデル "NIKE LEBRON 18 (ナイキ レブロン 18)".

 2015年にナイキと生涯契約を結んだレブロン. これまで17作をリリースした LEBRON(レブロン) シグネチャーシリーズですが,18作目となる今作では,レブロンがコートで加速するときに生まれる驚異的なエネルギー, レブロンのパワーを吸収してコントロールし, 体への負担を軽減する5/8カットのデザイン. デザイナーは JASON PETRIE(ジェイソン=ペトリー).

 「18足目の最新作には、"人生の半分"をナイキと共に過ごしたことをシューズに投影したかった」と語るペトリー. 人生の"半分"を"NIKE"と共にすることから着想を得たことから,シューズをニットアッパーとヒールシェルで二分割, レブロンの"人生の半分"を捧げた18シーズン目の"KING"の足をサポートします.





Nike Basketball Reveals Official Release Info for the LeBron 18
 全作に引き続き,最新作となる"LEBRON 18"では,アッパーはニット素材 "KNITPOSITE 2.0 (ニットポジット 2.0)"を採用し軽量性を重視. レブロン15のバトルニット, 16の立体的に隆起したアッパー, 17のニットポジットによる耐久性を強化したバトルニット2.0の良いところをミックスした新しいニット素材.

 ミッドソール/クッションはKDシグネチャーに倣い,今作ではエアストロベルシステムを採用. フルレングスのエアバッグをストロベルとし,その下にはフルレングスのエアズームユニット, その後足部にマックスエアーを搭載.

 ナイキの持つエアテクノロジーがすべて融合し凝縮したようなクッショニング. フロアでアジリティーを発揮するためのグリップ性能と,着地の瞬間のクッショニング性能を両立するような作りになっています.

 これだけに留まらず, さらにシュータンにもエアバッグ "Nike Air-Sole"を内蔵. 足の甲とのフィット感を上げつつも通気孔を付けポゼッション中に不快感を感じさせないようにするなど,今回もレブロンのこだわりが詰まった一足に仕上がっています.





BALLER SHOES DB - Nike LeBron 18
 カラーは BLACK/BLEACHED AQUA-TOPAZ GOLD-MIDNIGHT TURQ [DB8148-003], "Reflections"

 2003年にドラフト全体1位でクリーブランド・キャバリアーズに入団したレブロン=ジェーム, 新人王, 得点王, 4度のMVP, 16度のオールスター出場など個人賞も総なめにしました.

 そして3度のNBAチャンピオンに輝き, 正真正銘のスーパースターとしてNBAのトップに上り詰めるまでの過程をデザインしたカラーリング.

 左右でシューズパーツの色を変えこれまで戦い続けてきた7シーズンをコラージュにし,アシンメトリックにソール, ロゴ, ヒールタブ, シューレースに表現しています.

 このカラーを色食反転させた“Reflections Flip”もリリースが予定されているとのこと.

 各所を見ていきましょう.





更に進化し続けます
 アッパーは "KnitPosite 2.0(ニットポジット 2.0)",

 KnitPosite(ニットポジット)に関しては,"NIKE LEBRON 17"のレビューで詳しく説明しているのでそちらを参照 -> NIKE LEBRON 17 Performance Review

 今回のニットポジット 2.0では"LeBron 15"のテクスチャード加工のバトルニット, "LeBron 16"の丈夫な糸, "LeBron 17"の「外骨格」のTPU糸を組み合わせたマテリアル, "LEBRON 17"で使用されているニット素材よりも厚く,耐久性を持たせた上で柔軟になるよう編み方を変えて構成したとのこと.

 レーシングシステムはフライワイヤーブレスレットシステム. シューレース自体がアッパー内に入るためシューレースの交換は面倒.





レブロンにしては珍しい
 大振りなTPUヒールカウンター

 このTPUカウンターが今作のデザインのキモであり,前足部のニットポジット2.0アッパーはSPEED(スピード)を表し,後足部のこのTPUカウンター部はパワー(POWER)を表現しているそう.

 5/8カットを支えるためこれまでのシグネチャーよりもより広範囲をカバーするサイズ. レブロンシグネチャーでTPUヒールカウンターが装着されたモデルは少ないですが,17に引き続き健在.

 また,アンクルガードはネオプレンソックスライナー, アキレス/ヒールエリアに2層パッドを内蔵.





ミッドソール内側
 ミッドソールは3層のクッションで構築されており, Nikeの最高性能のクッションテクノロジーであるNikeMaxAirとNikeZoomAirの組み合わせ.


A Visual Guide to the LeBron 18
 ヒールクッションはNikeZoom Airで作られていますが,前足までの内側にはNike Zoomテクノロジーが採用. 画像で分かる通り,ズームエアユニットチャンバーのナイキ270,ナイキ720のようなスタイルです.

 一般的にはミッドソールフォームを入れ込むエリアに,フルレングスのナイキズームストロベルユニットを挿入. ZoomAirの技術をMaxAirバッグの中に入れることでフルレングスのエアクッションを実現しています.


ミッドソール外側
 ヒールには前足部とは異なりレブロンの爆発的なプレーをサポートするように,踵をサポートするヒールシェルが採用.

 デザイナーのペトリーは,ナイキバスケットボールでこれまでに何度もZoomAirとAirMax組み合わせた過去を踏まえ,レブロン18でこれらの技術をパズルのように組み合わせることを考えたそう.

 これら2つのエアテクノロジー要素を結合しながらも,「フットベッドで一貫した表面を維持したかった」とのこと.





ソルジャーライク
 アウトソールはミルククレートパターン

 多方向へのトラクションパターンが刻まれ, 前後でパターンが使い分けられておりこのセパレートの仕方は"LEBRON SOLDIER 13"で用いられていた方式.

 今作では特にプレイ中のランでの突然のストップや切り返しに対して優れたグリップが効くようにデザインされ,特にレブロンのようにより大きく,特に体重のかかるプレーヤーに相性がよいそう.





NIKE LEBRON 18 Overall
・クッション
NIKE公式より『レブロンがコートで加速するときに生みだされる、驚異的なエネルギー。レブロン 18は、パワーをコントロールしながら、体への負担を軽減するデザインです。足裏に融合したクッショニングにより、パワーを誰にも止められない爆発的なスピードに変換します。』
とあるように,クッションは前作17に劣らない快適さでした. 15~17を経験している人なら「あーこれこれ」と思う高い完成度のクッションです. もうこれ以上のクッションの完成度はないと思います(毎回新作が出るたびにそう思ってしまう…)
具体的には,フルレングスのズームエアに変わったので走りやすさが前作よりも高まりました.ヒールのエアもいい感じです.

・トラクション
前作までとは形を変えてきましたが,そこまで気にせずプレイできました. グリップが効いてよく止まります.普通に良好です.

・フィット・サポート
NIKE公式より『シューレースを結んでしっかり固定 軽量で通気性と伸縮性に優れたニット構造のKnitPosite 2.0 しっかりとしたフィット感を実現します。ニット構造のトンネルにシューレースを通すデザインで、軽さを損なわずに足をしっかりと固定します。』
と,あります. 個人的にはこの靴の評価が一番分かれるポイントだと思います.
フィット感は良好. 足の甲が高めの私には少しキツイかな?と思った足入れでしたが, シュータンのエアが足の甲に当たって痛くない!これは初体験!

NIKE公式より『Airシュータンシステム Airユニットをシュータンに内蔵し、これまでにない視点から足の甲の快適さとクッション性を追求しました。』
とありますが,なるほど. 素晴らしい視点だと思いました. ただこのシュータン,走り出すとき足に食い込む感覚があるのですごく違和感を感じます.
KnitPosite 2.0がアッパーの役割を果たしてますが,正直前作の方が剛性は高いと思います. Lebron 15より剛性が高まってるぐらいかな?16よりは落ちるでしょう.
ヒールサポートに成型TPUカウンターがありますが,全体的なサポートはユルッとした印象でした.
靴紐をキツめに結んでも,インソールを変えても,ドライブしてレイアップ後の着地ではゆるっとした感覚がありました. 踵の掴みがあまい気もするので,そこが個人的にはマイナスポイントです.

全体的にはクッションもグリップも素晴らしいですし,フィット感も高いので良い靴だと思います.
ビッグマンタイプからオールラウンダータイプなバッシュになったなあ,と感じました.


 以上,noi天さん(@noitenw)のレビューでした,noi天さん本当にありがとうございます!!

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