asics Power Hold ShoeLace : Review

asics Power Hold ShoeLace Performance Review
 asics "Power Hold ShoeLace(アシックス パワーホールド シューレース)"をレビュー

 アシックスからシューレースはいくつかリリースされていますが,今回レビューするのは「ギュッと締まる!!」(原文ママ)でおなじみのこのギア.

 ボーラーで使用している方はあまり見かけない気もするというか話題にも上がっていないので先陣を切ってレビューしていきます…!!





kemari87 asics パワーホールドシューレース
 今回レビューする アシックスの「パワーホールドシューレース」,パッケージに貼り付けられた「ギュッと締まる!!」(原文ママ)というステッカー以外あまり情報がないです.

 このアイテム自体は2013年に発売されたのですがあまり知名度がない. どのようなシューレースなのか,通常のシューレースと何が違うのかよく分かりませんね(アシックスはこのあたりのプロモーションを頑張ったほうがいいと思う)

 パワーホールドシューレースの特長は,1本の紐でもその場所によって紐自体の圧縮率を変えている点.

 足の甲を通る部分は紐の圧縮率を高くすることで紐自体を細く,素材は硬くしており,通常のシューレースに比べ強く,より締まるホールド感を実現しています.

 その性能や特色についてはレビュー内で詳しく触れていきます. こればかりは文字で説明するよりも画像でチェックしないと分からなさそう.

 素材はポリエステル100%, サイズは「110cm」「120cm」「130cm」「150cm」「170cm」の5サイズから選択可能, 最初は130cmまででしたが,長めのサイズもリリースされました

 カラーは「ホワイト」「フラッシュイエロー」「ピンク」「レッド」「オレンジ」「ブルー」「ブラック」の7色. 定価は全カラー/全サイズ \432 です.





"TXX121"
 今回レビューするのは, サイズ 130cm, カラーはブルー(42), 品番は[TXX121]

 特にこの色が良かったというわけでもなく,単にこのカラーだとレースの網み目が見やすいのではという狙いでした… この後,他カラーも買い足しました…

 各所を見ていきましょう





ビンビン
 まず袋から出してみるわけですが, この時点ですでに自立するほど硬いです(袋に入っていたからくせがついているというのもありますが).

 こいつ… パワーホールドする気マンマンですね… これは期待できそう

 というわけでビンビンなこいつをシューズに通して結んでみます. 今回は通常のシューレースとの差を把握したいため,いつも履き込んでいるバッシュに装着してみたいと思います.





"JORDAM MELO M10" + asics "Power Hold ShoeLace"
 "JORDAN MELO M10"に装着してみます. もう結構前のシューズですし,かなり履き込んでいるのでボロいですね…

 ジョーダン M10を選んだ理由は二点. まずこのシューズはフィットにそもそも難があるため 「① フィットがどの程度改善されるのかが知りたい」という点, そしてもう一つは「② 強度的にM10であればこのシューレースにもアッパーが負けない」点.

 というのも,このパワーホールドシューレース… ポリエステル100%ですが非常に細かく編み込まれており,上記しましたが自立するレベルで非常に硬いです. そしてシューレース自体も細い.





色的にも見やすい(ダサい)
 このレース自体の素材の硬さと,レースループやホールにかかる負荷を考えた際に,アッパーのマテリアルによってはシューレースのテンションに負けてダメージを受けてしまうことが容易に予想できます.

 怖くて着けられませんが,おそらくニット系や軽量メッシュの薄いアッパーは厳しいでしょうね…貫通してしまいそう.

 装着できるシューズが限られると思いますが,その点でM10は問題が起きない+パワーホールドシューレースの利点を生かせそうなのですね.

 さて,この写真だと普通のシューレースとなにが違うのかわからないので拡大してみましょう





違いが分かるでしょうか
 拡大してみるとさすがに分かるでしょうか… シューレース先端と中央部で「編み方」と「太さ」が違います.

 レース中央部の,レースループやホールを通る部分はテンションがかかる部分に食いつくよう密度が細かく編まれており, レース先端の結束部(ちょうちょ結びをするエリア)はゆるく編み上げることでレース同士が当たる表面積を増やし,結び合いやすく解けづらくなっています.

 さらに 前足部~甲に当たるエリアはシューレースの幅が細く, 先端の結ぶ部分は幅が太く編み上げられています. 上の写真でもその幅の違いが分かるかと.

 そもそも一般的なシューレースより編み込みの密度が高く,スレッドも硬いそうですが, 足の骨格に合わせて,そしてその通るエリアにより幅と編み方を変えることでより強い締め付け感が得られ,フィット感を向上させます.

 いざ結んでみると,まず「ほどけない」, そして「ガッチリ固定される」.

 これまでシューレースに感じていた不満が一掃されるくらいのクオリティ. その名の通り"パワーホールド"されます(なんか遊戯王みたい)






-まとめ-

 というわけで今回レビューした「パワーホールドシューレース」ですが, 以前からサッカーではよく使用されていたそうで, asicsのサッカースパイクでハイエンドモデルには標準装着されているそう. 確かにサッカースパイクのようにアッパーがレザーだったり合成皮革でも強靭なマテリアルであれば貫通することはないですし,ぴったりかも知れません.

 アシックスのバスケットボールシューズには標準装着されているモデルはないそうで,アシックス側とすると「自己責任で使用してほしい」のかも知れませんね. 書き連ねてきましたがシューレース自体が硬いため,シューズの強度との相性があると思います.

 とはいえ,結んでみるとシューレースの素材自体の強さが存分に発揮され,ガチガチに固定することができます.

 自分はバッシュを履く際はソックス二枚履き+シューレースガチガチ結び勢なので,このしっかりしたホールド感は本当にカッチリ合う感覚があり嬉しいです, 最近のバッシュはコストカットのためかシューレースがほどけやすかったり毛羽立ちやすいものが多く不満なんですよね…

 パフォーマンスを優先するのであればこのシューレース一択, 本当におすすめです

 サイズはいま自分が履いているシューズのレースの長さを測ってから買いましょう. 自分は適当に選んだため数本余計に買ってしまいました…まぁシューレースなんて何本あってもいいので問題ないですが…

 というわけで,今回レビューしたパワーホールドシューレース. その名の通り「パワーホールド」してくれる素晴らしいシューレースでした. インソールなどのギアと違って400円くらいですし,手持ちの実戦用のバッシュは全部これに替えたいくらいです. 問題はカラー展開の少なさでしょうか. いずれカラーもいろいろ出揃ってくるでしょうしみんなで待ちましょう!!

 これからも足の能力を最大限に引き出せるよう,ギアレビューにも力を入れていきたいと思ってます…!! 乞うご期待!!!





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