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#KicksCheck Jordan Luka 1 |
2021-22NBAプレーオフシリーズ ゲーム4,ダラス・マーベリックス-ユタ・ジャズ戦の第1ラウンドにルカ・ドンチッチはシグネチャーモデル"Jordan Luka 1(ジョーダン ルカ 1)"をデビューさせました
ドンチッチはその後もゲーム4と5の両方でこの"Luka 1"を着用. 怪我からゲームに戻ってきた際に履いてきたこともありスニーカーシーンは騒然. 2019年末にジョーダンブランドと契約し,二年と少しでシグネチャーモデルがリリースされたことになります.
というわけで久しぶりの #KicksCheck ,現時点でLuka 1に関してわかっていることをチェックしていきましょう!
2022年現在,NBA ダラス・マーベリックスに所属するスロベニア・リュブリャナ出身のプロバスケットボール選手 Luka Doncic(ルカ・ドンチッチ)
若干23歳という若さながらチームのエースとして活躍, 今シーズンはカンファレンスファイナルまで駒を進めましたが,決勝第5戦でゴールデンステイト・ウォリアーズに一度もリードを奪えない苦しい展開から最大25点差をつけられ最終スコアは110-120,シリーズ成績1勝4敗で敗退しシーズン終了が決まりました.
そして今回,ドンチッチが契約する〈JORDAN BRAND(ジョーダン ブランド)〉から,遂に彼の名前を冠した初シグネチャーモデルが登場しました, その名も"Jordan Luka 1(ジョーダン ルカ 1)"
2021-22NBAプレーオフシリーズ ゲーム4,ダラス・マーベリックス-ユタ・ジャズ戦の第1ラウンドでお披露目となった今作, 早速見ていきましょう
スタイリッシュなローカットフォルム. ジャンプマンはヒールサイドに置かれ"Jordan Trunner LX"などのトレーニングモデルを彷彿とさせるデザイン
アッパーには"Flywire(フライワイヤー)"が搭載, マテリアルはおそらく"Nike Cosmic Unity(ナイキ コズミック ユニティ)"で用いられていたリサイクルポリエステルかと(レイヤードケーブルシステムに多少変更が加えられているよう)
見てわかる通りタンには光の当たり方で色が変わる素材を採用,2017年にリリースされたAir Jordan 6 Retro All Star 通称"Chameleon"ライク. 中国サイトではアッパー自体も光の当たり方によってが色が変わるという情報もあるので初期リリースカラーはそんな仕様が施されているのかもしれません(ハプティックプリントと呼ぶらしい). またシュータンに配されたドンチッチのシグネチャーロゴが目を惹きます
シグネチャーロゴは旧ロゴ(左)から新ロゴ(右)に変更.
旧ロゴではPEとして"Air Jordan 35", "Jordan React Elevation", "Jordan Jumpman Diamond"などがリリースされていましたがまさか変更になるとは… 旧ロゴはシューズに刻印されていると縦長のためどうしても存在感が薄かったので(そもそもとにかく小さかった)新ロゴは存在感が強くなりました
アッパー内側には"NON DESISTAS. NON EXIERIS"
ルカの左腕に入っているタトゥー"Non Desistas Non Exieris"からインスパイア. ラテン語であるこの"Non Desistas Non Exieris"は「never give up never surrender(決してあきらめるな/降伏するな)」を意味しています
ミッドソールフォームは"Formula23(フォーミュラ23)"と呼ばれる新しいパフォーマンスフォーム, この新フォームの中に"IsoPlateFootFrame(ISOプレート フットフレーム)"と呼ばれるシャンクプレートを搭載.
IsoPlateフットフレームも新テクノロジーであり,前足部外側を包み込んで足を前後から固定し,安定した着用感を実現するそう. つまり今作ルカ1では二種類の新テクノロジーが搭載されたことになります.
Formula23フォームはフルレングスで使用されており,ディフェンスのスライドやユーロステップなどの横方向への動きをサポートするそう. IsoPlateシステムは,ジョーダンブランドから過去にリリースされた"FlightPlate(フライトプレート)" や "EclipsePlate(エクリプスプレート)"など,パフォーマンス革新におけるの長い遺産を引き継いだものです
ミッドソールに採用された新テクノロジーは両者いずれも軽量かつ力の伝わる推進力を兼ね備え,ステップバック,ユーロステップなどドンチッチが得意とする変則的なムーブ,さらにクロスオーバー,防御的な激しい左右の動きにも対応することを目指しています
これらを受け止めるアウトソールはウェーブパターンのよう. 中央にはホールが空けられています
アウトソールは全体が公開されている画像がないため着用画像も追っていきましょう
TPUクリップのようなパーツがアウトリガー サイド-アウトソールに装着されているのが分かるかと. ヒールからミッドソールを覆うパーツは下部ハーフまで伸びています.
ミッドソールとプレートが足全体を包んでいるのが分かりますね
いま現在,上記HOMEライクなカラーリング含め2モデルが公開. 大ぶりなパーツが外部に露出するセットアップなため,カラーによって別モデルかのように見える構成になっており, 今後のリリースカラーも期待が膨らみます.
2022年6月より順次発売予定とのことですが日本ではまだ公式アナウンスはありません. グローバルでは6/30リリースという噂もあり,直近かどうかは分かりませんがNBAシーズン中にリリースされる模様. プライスは$110が予定されているとのこと.
同時期にジョーダンブランドと契約したボストン・セルティックスのJayson Tatum(ジェイソン=テイタム)のシグネチャーモデルがリリースされるという情報もありますし,今回のドンチッチシグネチャーの急なデビューを鑑みるとテイタムシグネチャーも同じようなことが起きるのかも…?(個人的にはジョーダンブランドはCP3シグネチャーモデルもしっかりとリリースしてほしい)
そしてもっと気になるのは"Rui Hachimura"こと八村塁のシグネチャーモデルのリリースはあるのか…! 今後もジョーダンブランドから目が離せません!
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