adidas Harden Stepback Performance Review

adidas Harden Stepback Performance Review
adidas Harden Stepback Performance Review
 ジェームス=ハーデン セミシグネチャーモデル "adidas Harden Stepback(アディダス ハーデン ステップバック)"をレビュー

 今さら…という感じですがシグネチャーモデルはもちろん,セミシグネチャーもしっかり履いていきたいですね

 どうしてもしっかり数十回(だいたい数カ月)は履いてからレビューしたいため,限られたバスケの回数ではレビューを上げられなくて申し訳ないですね…こんな制限された毎日なのに見に来てくれる方々には感謝

 新年一発目のバッシュレビューがこの一足というのもRING KNOWS RINGらしくていいんじゃないでしょうか. バスケしてえなあ…





Pinterest - adidas.com Harden Vol. 5
 ジェームス=ハーデン セミシグネチャーモデル "adidas Harden Stepback(アディダス ハーデン ステップバック)"

 ジェームス=ハーデンのプレイスタイルにインスパイアされています. デイリー使いできる耐久性を搭載し,軽量で屈曲性に優れたフットワークをもたらし,快適な履き心地を提供するデザイン.

 クッションはBounce(バウンス), アッパーは対衝撃を意識しシンセティックレザーのトゥキャップ. アウトソールはグリップ力を発揮するヘリンボーンパターンとなっています. シュータンラベルにはハーデンロゴがデザイン.

 カラーは Cloud White/Core Black /Dove Grey[EH1942]

 各所を見ていきましょう





ハーデン4ライク
 アッパーはシンセティックレザー+メッシュ

 レーシングは最下段はアッパーに開けられた2ホールを通り,そのあとはアッパー内側に開けられたホールとシューレースパーツを通る仕様. 一度外すとなかなか入れづらいですがシューレースが遊ばないためほどけづらい.



目立たないものの…
 タンは見ての通りおおぶり. "Harden Vol. 4"と同形状のシューレースパーツが縫い付けられています

Preview Upcoming adidas Harden Vol. 4 Releases For October
 見比べてみると,ハーデン4ではシューレースホールが5箇所開けられていたのに対し,今作ステップバックは3箇所,またステップバックはシューレースが緩まないよう切り込みが入れられたような形状になっています.

 サイドのスリーストライプ有無によってここまで印象が変わることに驚きますね…



アッパー中央部までワンピースで一体化
 タンが中央エリアまでは縫い付けられておりセミワンピースアッパーといった形状.

 メッシュは比較的薄いため,最下段シューレースが足に食い込んできます



"H"
 ヒールデザインも"Harden Vol. 4"を踏襲. 何度も書きますがかかとの抑え込みはローカットバッシュにしては悪くない.





バ バ バウンス
 ミッドソールは"Bounce(バウンス)"

 Harden Vol. 4 ではサイドまでアウトソールはせり上がっていませんでしたが,今作ではミッドソールエリアがほとんどアウトソールに





これまた「悪くない」
 アウトソールはフロントがヘリンボーンパターン, リアがHarden Vol. 4と同様のウェブパターン.

 アウトソールは見ての通りミッドソールサイドまでせり上がっています

 海外レビューを読む限りトラクションは酷評のようでほとんどが最低評価. なぜなのかよく分かりません. グリップしないことはないと思うのですが…個人的には及第点はあるかと

 ソールにいくつも刻まれた「#GOWITYOMOVE」. 2017年に38歳で突然亡くなった親友のAnthony George(アンソニージョージ)のマントラだそう.





唯一の明確な弱点
 29cm(US11)で459g(16.1oz)





adidas Harden Stepback Performance Review
 一言でまとめると「マジでちょっと重すぎる気がする」

 シューズ構造上,アウトソールラバーの体積が多くを占めるため重いのだろうと思われますが,体育館でこの重みに耐え数時間練習するのはなかなかキツいものがありました. サイズの問題もあると思うので~26.0cmくらいまでであればあまり気にならないのかも. マイサイズ29cm(US11)だとさすがにキツいものがあります…

 自由度の低いアッパー構成のためサイジングは難しい. パディングが厚いため履き始めは少々キツく感じます.自分はマイサイズにしましたがアンクルブレースなどをつける場合は0.5cmアップした方がよいかもしれませんが,内部が馴染む(ヘタる)可能性を考慮しマイサイズを貫いたほうがいいのかも知れません(どっちなんだ)

 フィットは若干小指に干渉する不快感があるもののおおむねコンフォート寄りかと. しかしながらシューレース最下段はもろに靴紐が足に食い込む感触があります.

 シューズ自体の剛性は高く,サポートは非常に良い. ハーデンの名を冠されたローカットバスケットボールシューズとは思えないほどかかとの抑え込みは良いです. トップのシューレースホールが高い位置にあるためサポートに関しては本家ハーデン Vol.4よりがっちりと抑え込んでくれます

 クッションはフルレングスのBounce(バウンス)だとは思えないレベルで全体的に硬い. なんでこんなに硬いのかよく分かりませんがBounceを初めて履く方がこのモデルを履いてしまうと「バウンスって鬼のように硬いんですね!」と草バスケで言いふらすんじゃないでしょうか

 また,最近はほぼインソールを入れ替えているのですが今作ハーデンステップバック,インソール剝がすのは難しいので諦めました(ドライヤーとホワイトガソリンでなんとかなりそうだけど面倒くさい). 社外インソールユーザはご注意を…

 adidasとしては「ハーデンらしさのある屋外用バスケットボールシューズ」という位置づけだろうと思われますが,その意図はおおよそ達成できている. とはいえバッシュとしての出来でいうと少々厳しかったかなあといった感じ.個人的にはちょっと重すぎました

 バスケはアウトドア/インドアでまったく異なり,超個人的にですが屋外バスケの場合あまりシューズが気にならない(そもそもフロアコンディションとかいう概念がないため). 体育館やインドアコートだと非常にバッシュ性能が気になってしまうんですよね…

 ダメなシューズではないけど少々厳しい… 2作目に期待します!!(すでに購入済)





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