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adidas Harden Vol. 1 PERFORMANCE REVIEW |
ジェームズ・ハーデンの記念すべきシグネチャー第一作目"Harden Vol. 1"をレビュー
Vol. 2もリリースされVol. 3もリリースされ…と完全にいまさらレビューなわけですが,久しぶりに履いた結果 「ダメだ… レビューしよう…」と思い立ち,急に撮影&レビュー
ここまで突出したデザイン&パフォーマンスを持つシューズをレビューしないわけにはいきませんねやっぱり…(いまさらだとしても…)
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#SoleWatch: @JHarden13 wearing the "Cargo" Adidas Harden Vol. 1. |
カラーは トレースカーゴ/リネンカーキ/ランニングホワイト, 通称"CARGO"
国内だとギャラリー2だけでリリースだった気がします(しかも即完売だった気が…)
定価がまさかの\20,000超えだったので自分は海外から個人輸入,日本国内リリースは3万近いカラーなんかもありました
定価がまさかの\20,000超えだったので自分は海外から個人輸入,日本国内リリースは3万近いカラーなんかもありました
このCARGOカラーリング自体は "Crazy Light Boost 2.5"のハーデンPEで初リリースされました
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ADIDAS AND JAMES HARDEN DEBUTS THE ADIDAS CRAZYLIGHT BOOST 2.5 CARGO EDITION |
CLB2.5では異素材の切り返しになっているにもかかわらず両方をスエード調の素材で構成し,もうバッシュには見えない仕上がりに(タンは当時のハーデンロゴ)
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#SoleWatch: Every Sneaker Worn in the 2016 NBA Three-Point Contest |
ASの3Pコンテスト時に着用するなど本人も気に入っていた模様です
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adidas Crazy light boost 2.5 & Harden Vol. 1 |
"crazy light boost 2.5" のデザインを踏襲したデザインですが,より先鋭的…というかハーデンっぽいデザイン
見比べると両者"CARGO"というコンセプトは近いにせよ,素材の問題かあまり似ている感じはしませんね,ニット素材は淡色だとソリッド感を出すのが難しいと思われます
色身の濃さからするとCLBの方がよりカーゴっぽいカラー,ちなみに"Harden Vol. 2"でもCARGOのリリースがされており嬉しいところ
色身の濃さからするとCLBの方がよりカーゴっぽいカラー,ちなみに"Harden Vol. 2"でもCARGOのリリースがされており嬉しいところ
各所を見ていきましょう
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渋すぎるカラーリング |
アッパーはエンジニアードニットアッパー
かなり軟らかな感触のニットでクオリティ高め,ニットですが負荷のかかる部分は補強されているため全体的に耐久性もあります
くるぶし部分をうまく繰り抜かれているためかなりのローカットでハーデンっぽい, 一際目立つ斜めにカットされたレザーのトゥキャップもなんかハーデンっぽい…
このトゥキャップは周りがTPUとラバーパーツに結合されています,これがユーロステップや横方向への大きな体重移動などのしやすさに貢献していますね
このタイプのシューズは足に干渉して痛みを感じそうだなーという先入観があったのですが,レザー部分は甲側に接着していない(縫い付けられていない)上ある程度遊びがあります
ちなみにカラーによって素材が違い,メッシュやレザーだったりフェルトのような素材だったり様々
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幅広なフィット感 |
アシンメトリーに配されたシューレースシステム
革靴でいうところの内羽根式のようなホールデザイン(全体のデザインもどこか革靴っぽく感じるデザイン)
耐久性向上のため表面加工されたホール付近ですが,この通し方だと緩みづらい…にも関わらずシューレース自体は丸紐でほどけやすい…これはダメなアレです…
シューレースはすぐさま変えたいところですが同じようなカラーのシューレースはなかなか売っていないのが残念
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くるりん |
アッパーの構造はラップ構造,外側から内側に巻くタイプのラップ構造,この写真だと分かりやすいかも
ラップ構造のシューズはフィットがイマイチなことが多いですがハーデン1に関してはインナー素材の問題かフィットもそれなりに良好
ハーデンのために設計されたというスリーストライプデザインも秀逸ですね
ハーデンのために設計されたというスリーストライプデザインも秀逸ですね
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ローカット中のローカット |
ミッドソールはフルレングスboost
アウト側はトランスルーセントTPUで覆われていますがこのTPU素材,スレるとかなり簡単に傷がつきその傷が消えないし目立ちます…
見ても分かると思いますがソール自体は薄めのセットアップ,地面の感覚はダイレクトに掴みやすい
見ても分かると思いますがソール自体は薄めのセットアップ,地面の感覚はダイレクトに掴みやすい
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イン側からのみ見られるBoost |
ミッドソールのイン側はトゥキャップ下とヒール下を除いて直にBoostが露出している構造
トゥキャップ下のアウトソールには小さくハーデンのオートグラフが刻印
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文句なしのアウトソール |
アウトソールはフラクタルパターン
幾何学的なフィボナッチ数列より着想を得たとのこと
これは大勢の方がレビューしている通りですが本当に良好なトラクション,接地面積が広いためか抜群の安定感
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白x金のオリジナルボックス |
オリジナルのシグネチャーボックス
最初にリリースされたカラー"Imma Be A Star"だと黒x金のボックスでしたが他カラーは全てこのボックスに統一
グローバル版と日本国内版でシューズ名の表記が違いますが,ボックス自体は一緒です
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?! |
502g(17.7oz), ハーフダウンしてUS10.5(28.5cm)です
boost搭載モデルは基本的に450g超えなのが常ですがまさかの500g超えでした…こりゃ重い…
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それなりに差があります |
とはいえHarden vol.1の名誉のために書いておきますが別カラー(上記画像だと"AWAY")では447gだったりで,カラーでの差があります
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adidas Harden Vol. 1 OVERALL |
総合的に見てかなり良いバッシュ,非の付けどころがマジでないです…
強いて言えば\21,600という価格はちょっといただけませんね,日本国内の定価は一部のカラー除いて\21,600…これはちょっと中高生は買えないかなという印象
強いて言えば\21,600という価格はちょっといただけませんね,日本国内の定価は一部のカラー除いて\21,600…これはちょっと中高生は買えないかなという印象
今現在はちょくちょくセールになって1万円台になっているネットショップもありますのでそれなら絶対に買うべき!!!!と断言します
少し前述しましたが国内販売モデルとグローバル展開(US展開?)で商品名が異なり,日本版は"Crazy X"でグローバル版が"Harden Vol. 1"となっています
twitterでもツイートしましたが,マイサイズをコソコソと買い漁ってますからね…このままだと全カラー購入の可能性ががが…
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